信長、藤吉朗そしてお市

信長は人間としての藤吉朗は愛していなかったと考えられ、単に道具として愛していたのみと言えるだろう。
その意味で秀吉も光秀と同じように信長の犠牲者だったとも言え、信長の残忍性の一面が出ているのです。
藤吉朗が織田家の中で自分の能力一杯にまで昇進してしまい、同時に能力の限界を感じつつあった藤吉朗の不安と、それをうち消す半兵衛との会話です。
藤吉朗は織田家の中では、仮面をかぶっている半兵衛とだけそのような交流があるとは思えないのです。
しかし廻りからみるとこのあたりから藤吉朗が、自分の動きを縛っている様な動きに生彩が無くなっているように見えたのです。
お市の方が藤吉朗を嫌っていたという説もあるが、この時期の藤吉朗なら、お市の方ぐらいその気になれば、何とでもできると思っていただろう。
しかしそれをしなかったのは、自分の将来を見据えだしたからに他ならないのです。
お市は浅井長政との別離の後、柴田勝家に嫁ぎ皮肉にも、藤吉朗によって主人が滅せられるという不幸を再度味わう事になるのです。
勝家の時も前回の長政の時と同じように藤吉朗はお市を助けようとするのだが、今度は勝家と一緒に自害するのです。
彼女にとってもう一度同じ舞台を演じるのは耐えられなかったのだろう。
posted by 織田信長ファン at 19:42 | 家臣
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